聖花学園~花よ咲き誇れ~

 掴まれた手が、何だかヘン。


「あ、あの……寿…先輩?」

「何ですか?」

「いや、何ですかってその……」


 聞かれても困る。
 こっちが聞きたいくらいだから。


 わたしの手に、寿先輩の指が絡まってきて……。

 指と指の間に、寿先輩の指が入ってきて……。


 何だか……。



「んっ…」

「感じました?」

「!?」


 小さくもらした声にそう聞かれ、わたしは顔をさらに真っ赤にさせた。