聖花学園~花よ咲き誇れ~

 わたしは、また顔が熱くなった。


 頼られて素直に嬉しい。

 それと同時に、一度意識してしまった和子先輩の男の部分にドキドキしてしまう。



 でも、何であれ今の和子先輩を拒絶するわけにはいかない。


「分かりました。いいですよ、このままで。……でも、降りる前には離れてくださいね?」



 わたしの返事に、和子先輩はコクンと頭だけを動かした。




 でもわたし達が乗っているゴンドラは、その頃には下がる側の半分ほどまで来ていて、その状態はそんなに長くは続かなかった。