でも、思い返してみると確かに高いところに行くアトラクションには乗っていなかった気がする。
「もう……だったらどうして観覧車に乗りたいなんて言ったんですか?」
呆れてため息が出る。
わたしは、子供みたいに抱きついて震える和子先輩の肩をあやすように叩いた。
すると和子先輩は少し顔を上げ、声を震わせながら答えた。
「僕も……小都子と、二人っきりに……なりたかったから……。他の皆は、一緒に乗るのに……僕だけ、小都子と二人っきりになれない…なんて……」
そこで一度止め、わたしと視線を合わせた。
「そんなの、ずるい……」
「もう……だったらどうして観覧車に乗りたいなんて言ったんですか?」
呆れてため息が出る。
わたしは、子供みたいに抱きついて震える和子先輩の肩をあやすように叩いた。
すると和子先輩は少し顔を上げ、声を震わせながら答えた。
「僕も……小都子と、二人っきりに……なりたかったから……。他の皆は、一緒に乗るのに……僕だけ、小都子と二人っきりになれない…なんて……」
そこで一度止め、わたしと視線を合わせた。
「そんなの、ずるい……」



