聖花学園~花よ咲き誇れ~

 優姫先輩はわたしの頬に手を添える。

「肌もちょっと荒れてるなー。ちゃんと手入れしてるか? 化粧は無理にやらなくても、色付きリップだけで結構映えるぜ?」


 寿先輩は優姫先輩とは反対側の頬に。

「無駄毛処理はきちんと、ですよ? 眉の形も揃えないと……」


 和子先輩は少し離れた位置からわたしの顔全体を見ている。

「メガネは……知的なイメージになるから……あってもいい……。……でも、ノンフレームの……綺麗なデザインのほうがいいな……」




 美形に囲まれ、顔に熱が集まるのが自分でも分かった。

 本日何度目だろう……身体が固まるのは……。