聖花学園~花よ咲き誇れ~

「わたしがフラワーになんて無理です!」

「何故だ?」

 わたしがいきなり叫ぶと、今まで黙っていた流依さんが冷静な声で返してきた。


「何故って、見ての通りですよ? こんな地味なわたしが生徒の憧れであるフラワーになんかなれませんよ!」

 自分で地味だと力説するのもどうかと思ったが、勢いづいてしまった物は止められない。



「大体モトが違うんです! どうにもならないんです!」

 いつの間にか立ち上がって、何故か胸を張って自信満々に言い切ったわたし。
 ホント、勢いって恐ろしい。


 でもそんなわたしに、流依さんはやっぱり冷静な声で言った。