聖花学園~花よ咲き誇れ~

「あの、何で学園長の所為なんですか?」

 わたしは思い切って聞いてみた。


「ん? この学園ってさ、髪の色だけ異様に厳しいと思わない? あれって学園長の趣味だからなのよ?」


 は?


 マジですか?


 普通趣味で校則決めたりしないよね?



 本当に、何でこの人学園長になれたんだろう……?


「ああ!」

 わたしのすぐ近くで、流依が何かを納得したかのような声を出した。


「何? どうしたの?」

 視線を向けて聞くと、流依は少し目を逸らして答えた。