聖花学園~花よ咲き誇れ~

「流依も言ってただろう? それ以上の目に遭ってもらったって。……これは見せしめなんだよ」

「見せしめ?」

 嫌な響きの言葉に、わたしは眉をひそめる。

「そう。オレ達と違って小都子ちゃんは途中からフラワーになる。それを不満に思うやつは彼女達以外にもいるんだ」

 それを聞いてわたしはやっぱり、と思う。
 やっぱり不満に思っている人は結構いたんだ。

 ただ表立って行動した人が理沙先輩達だけだったというだけだ。

「でもこんな……これじゃあいじめと変わらないじゃないですか」

 罵倒され続けている理沙先輩達を見る。


 昨日されたことは今でも許せない。

 でも、だからと言ってこんなことは望んでない。