聖花学園~花よ咲き誇れ~

 絶望に似た気持ちが湧いてきた。

 やだ……。いやだ……。

 見ないでぇ……!


 悲痛なまでのわたしの叫びは、声として出ることはなかった。


「ごめんなさいね、先輩。全部消させて貰ったわ」

 ゾクッ――。

 流依の微笑みに寒気がした。


 絶対零度の微笑みとはこういうものの事を言うのだろうか。



 一番間近で見た美人さんは、その微笑に凍ったように動けないでいるようだった。
 それは両隣の先輩達にも言えることで。

 そしてわたしにも言えることだった。