聖花学園~花よ咲き誇れ~

 迷って言葉に詰まっていると、美人さんが語り出す。

「何で貴方なのよ……。私だって、フラワーになりたい。なれる素質はあるわ!」

 その叫びは悲痛な物で、わたしはなんだか胸が締め付けられるような思いだった。


 そんな時――。

「何を……しているの?」

 息切れで、途切れ途切れな声が聞こえた。


 いつの間にそこにいたんだろう……。
 美人さんの後ろに流依がいた。


 流依と目が合ったけれど、色んな意味でいたたまれなくて、わたしは目をそらす。


「ねぇ、先輩? 何をしているの?」

 息を整えて、流依がもう一度言った。
 今度ははっきりと分かる冷たい声音。