
- 作品番号
- 269640
- 最終更新
- 2016/02/23
- 総文字数
- 65,378
- ページ数
- 262ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 575,317
- いいね数
- 1
- ランクイン履歴
-
総合65位(2009/10/13)
ネットで知り合ったサキは
無償に寂しがっていた。
君は声を聞かせてくれた。
それなのに、
おれは自分を偽り、
君を裏切り続けてきた。
本当にゴメンね。
そして、おれがついた
最後の嘘は……
※09/10/6 オススメ作品に
選ばれましたぁ~(^o^)/
この作品のレビュー

ネットで知り合った『サキ』と『シバ』。 明るく謙遜知らず、けれど…どこか寂しを隠せずにいるサキに対して、心を許していくシバ。 何処までが本当か…、 疑い深くなりつつ、小さな嘘を…重ねながらも 心を探り合うように…、まるで恋人同士であるかのように。決まった時間に…会いにいく。 嘘と本音を交錯させながら――…最後まで、シバの正体は伏せられていきます。 散りばめられた伏線の描き方も…素敵でした! いい意味で読者様を裏切る展開が待っています。読む手が止まらなくなる、独特な世界観…。 優しさ、寂しさ、温かさ… 色んな感情が伝わって来る、秀逸な作品です!

携帯小説の域を越えています。 …なんて、大袈裟でしょうか。 引き込まれて、この時間まで読むのを止められませんでした。 とにもかくにも続きが気になって気になって、 夢中でページを繰りました。 心の奥深くに刻まれました。 強くおすすめします。

二人の住む所は遠いのに、 こんなにも近く感じるのは何故だろう。 ただのチャットで知り合った関係なのに、 こんなにも心が痛いのは何故だろう。 衝撃的な場面、ほんわかした場合、シリアスな場面 一度読むと、たった二人の狭い空間に何故か自分も入り込んでしまいます。
この作品の感想ノート
もう、とてもはまりこんでしまいました。自分ではあまり”ネット”を題材にした小説を書いたことがなかったので、読んでみようとキーワード検索。それででてきたのが、こちらの作品でした。サキとシバがだんだん距離を縮めていく様子がすごく面白いし、嘘ということを上手に使っている作品で、どんどん読み進めていて、気づいたら読み終わっていたというような感じでした(笑)夢中になる時間をくださり、ありがとうございました!これからも応援してます!
タイトルに惹かれて読み始め、
気がついたら最後まで一気読みしてました。
世の中にはついてはいけない嘘と、ついても良い
嘘があるんだなぁーと改めて思いました。
とても良い作品。出逢えて良かったです。
こんにちは。
2019年から失礼します。笑
今、私自身がネット恋愛をしていて
重なる部分があり、びっくりしました。
付き合ってはないんですが、
彼の嘘とか北海道とか。
ヒヤヒヤしながら読んでいました。
私の大好きな人も年齢を偽って名前も偽って
いたこと最近知りましまた。
頑張ろうって思えたのでありがとうございます。
エイプリルフールの嘘。
切ないですね。
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