学園一の完璧王子は、私にだけ【冷徹な本性】を隠さない。

 付き合うことになってからの蓮先輩は、もう、学校中の誰もが気絶するレベルで甘々だった。
 次の日の朝、学校の昇降口で待っていた先輩は、登校してきた私を見つけるなり、大勢の生徒の前で私の手をごく自然に、恋人繋ぎでギュッと握りしめた。
 
「ええええぇぇっ!?」「黒瀬先輩が白石さんと付き合ってるの!?」
 当然、周りの女子生徒たちから地鳴りのような大絶叫が上がる。