学園一の完璧王子は、私にだけ【冷徹な本性】を隠さない。

「……チカチカしてうざい。電気が戻ってよかったね」
 そう言って、先輩はすぐに自分のデスクへ戻り、いつものクールな横顔でパソコンを開いた。
 だけど、キーボードを叩く先輩の指先が、ほんの少しだけ震えているのを私は見逃さなかった。
 
(先輩、今のって……からからっただけじゃ、ないよね……?)