学園一の完璧王子は、私にだけ【冷徹な本性】を隠さない。

「お昼休みもそう。クラスの男と、あんなに近くで楽しそうに笑って……。俺との秘密があるのに、他の男にあんな顔見せるなよ」
 先輩の綺麗な指先が、私の頬にそっと触れた。
 冷え切った部屋のなかで、先輩の指の温度だけが、熱いくらいに肌に突き刺さる。