学園一の完璧王子は、私にだけ【冷徹な本性】を隠さない。

学校の校舎が揺れるくらいの、すさまじい雷鳴が響き渡った。
「ひゃああっ!?」
 それと同時に、部屋の電気がパチッと一斉に消えてしまった。
 
 一瞬にして、目の前が真っ暗闇に包まれる。
 視界が完全に奪われた恐怖と雷の音に、私は思わず足をもつれさせて、その場に倒れそうになった。