学園一の完璧王子は、私にだけ【冷徹な本性】を隠さない。

「……っ!」
 あまりの独占欲剥き出しの言葉に、私は声も出せずに固まってしまう。
 私の心臓の音が、静かな生徒会室に漏れてしまいそうなくらいに大きく跳ねていた。
 
 そんな私をじっと見つめていた蓮先輩は、数秒の沈黙のあと、ふっと顔を離した。
 そして、いつもの涼しげな顔に戻ると、私の額を綺麗な人差し指で小突いた。
「……っていうのは、お前を脅すための嘘。本気にした?」
「えっ……?」