ノンフィクション・実話
自称海洋生物/著

- 作品番号
- 1791728
- 最終更新
- 2026/09/13
- 総文字数
- 1,545
- ページ数
- 2ページ
- ステータス
- 未完結
- PV数
- 4
- いいね数
- 0
幸せそうに笑う君を見て、僕は思った。
――君の「幸せのツボミ」は、きっと綺麗な花になる。
久しぶりに会った元カノは、昔よりずっと可愛くなっていた。
今の彼氏の話をする君は、目を輝かせていて、本当に幸せそうだった。
嫉妬したわけじゃない。
もう一度、君と付き合いたいわけでもない。
ただ、君の幸せを見ているうちに、僕は昔の自分を思い出した。
辛いとき、優しく笑ってくれた君。
何も言わずにそばにいてくれた君。
僕の頭を撫でてくれた君。
あの頃の僕は、きっと人一倍甘えん坊だった。
その日の苦しさを一人で抱えることができなくて、誰かに甘えることで、少しずつ心を軽くしていた。
そして君は、そんな僕が安心して弱さを見せられる、大切な人だった。
でも今は、もうあの頃のように君に甘えることはできない。
家に帰って一人になった僕は、今日伝えられなかった言葉をスマホに打っては消した。
「前より可愛くなったね」
たったそれだけの言葉すら、僕には送れなかった。
そして気づく。
君に未練があるわけじゃない。
僕が恋しいのは、君じゃない。
君と一緒にいた頃の――幸せだった自分なのかもしれない。
君のツボミは、これからきっと花になる。
じゃあ、僕のツボミは?
何度も人との縁を失って、傷ついて。
僕のツボミは、もう枯れてしまったのだろうか。
これは、幸せそうな君と、幸せを見失った僕。
二つの「幸せのツボミ」を巡る物語。
そして最後に、あなたにも考えてほしい。
――枯れたツボミと、まだ咲いていないツボミ。
その二つを、あなたは見分けられますか?
――君の「幸せのツボミ」は、きっと綺麗な花になる。
久しぶりに会った元カノは、昔よりずっと可愛くなっていた。
今の彼氏の話をする君は、目を輝かせていて、本当に幸せそうだった。
嫉妬したわけじゃない。
もう一度、君と付き合いたいわけでもない。
ただ、君の幸せを見ているうちに、僕は昔の自分を思い出した。
辛いとき、優しく笑ってくれた君。
何も言わずにそばにいてくれた君。
僕の頭を撫でてくれた君。
あの頃の僕は、きっと人一倍甘えん坊だった。
その日の苦しさを一人で抱えることができなくて、誰かに甘えることで、少しずつ心を軽くしていた。
そして君は、そんな僕が安心して弱さを見せられる、大切な人だった。
でも今は、もうあの頃のように君に甘えることはできない。
家に帰って一人になった僕は、今日伝えられなかった言葉をスマホに打っては消した。
「前より可愛くなったね」
たったそれだけの言葉すら、僕には送れなかった。
そして気づく。
君に未練があるわけじゃない。
僕が恋しいのは、君じゃない。
君と一緒にいた頃の――幸せだった自分なのかもしれない。
君のツボミは、これからきっと花になる。
じゃあ、僕のツボミは?
何度も人との縁を失って、傷ついて。
僕のツボミは、もう枯れてしまったのだろうか。
これは、幸せそうな君と、幸せを見失った僕。
二つの「幸せのツボミ」を巡る物語。
そして最後に、あなたにも考えてほしい。
――枯れたツボミと、まだ咲いていないツボミ。
その二つを、あなたは見分けられますか?
- あらすじ
- 久しぶりに再会した元カノは、今の彼氏の話を幸せそうに語っていた。僕は彼女に未練があるわけじゃない。それでも、その笑顔を見ているうちに、昔の幸せを思い出してしまう。彼女の幸せのツボミは、きっと美しい花になる。一方、何度も人との縁を失った僕のツボミは、もう枯れてしまったのだろうか――。これは、二人の「幸せ」の形を見つめ直す物語。
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