恐怖探偵団と死神運動会

「異能が効くということですね……!」

優斗が安堵したように微笑む。みずきが右手首につけてある白いミサンガを見せながら言った。

「ほら!みんなもつけて!お揃いよ〜」

麗奈たちはそれぞれミサンガの色を選び、それぞれ手首につけた。麗奈は水色、亮太は黄色、鞠はオレンジ、優斗は青、桜はピンクである。赤、紫、茶色が残った。

「残りの三つは今ここにいない猫宮たちのぶんね。明日渡してあげなきゃ」

麗奈はミサンガを撫でながら言う。亮太たちも頷いた。



そして、あっという間に運動会当日がやって来た。運動場にはカラフルなペーパーフラワーで飾られた入退場門が設置され、リレーのための白い線が引かれている。そして、大勢の保護者がレジャーシートなどを敷いて運動会が始まるのを待っている。

「いよいよだね……!」

「緊張する〜……」

麗奈のあちこちからクラスメートの声が響く。麗奈も同じように緊張していた。しかし、二重の意味でだ。