嫌いなキミの優しさ






伊織には、昔好きだった人がいた


私はその噂を聞いて、不安になった。


「まだ好きなのかな……」


その日の帰り、伊織に聞いた


「伊織って、好きな人いるの?」


伊織は私を見る


「いる」

胸が痛んだ


「……そっか」


「ずっと好き」