嫌いなキミの優しさ






文化祭の日


私はクラスの出し物で走り回っていた


その途中、足を滑らせる


「危ない!」


伊織が私の腕を掴んだ。

「……大丈夫?」


「う、うん」


近い


顔が、ものすごく近い


「花音?」