準備をして応接室に向かった。
打ち合わせに少し時間がかかっちゃったわ。
田川さんを待たせたくなかったんだけどな。
でも、少し待たせたほうが、私の印象が強く残るかも。
応接室のドアをノックしてから開く。
あっという顔をして振り向いたのは坂下心愛。
もしかして、田川さんにアプローチでもしてたのかしら。
「すみません。お待たせしました」
とりあえず、田川さんに挨拶をした。
坂下さんは、「失礼しました」と小さな声で言って、そそくさと出て行ってしまった。
「おはようございます。今日も宜しくお願い致します」
ちんと立ち上がって挨拶をする田川さん。
「どうぞお座り下さい。
こちらこそ、遅れてしまい、申し訳ありませんでした」
「いいえ、お忙しいでしょうから、気になさらないで下さい。
待つのも営業の仕事です」
爽やかな笑顔。
この人って、なぜか嫌味なところがないのよね。人当たりが良いっていうか。
実は、密かに気になってる存在。
同年代だし、広告代理店にありがちな軽さもないし、謙虚で、それにレスポンスが凄く早いし。
しかも、今彼女がいないらしいし。
もしかしたら、坂下さんも田川さんを狙っているのかもしれない。
坂下さんは良く気がつくし、まあ派遣としては使えるほうだとは思うけど。
でも、抜け目ない感じがあって、油断できない。
あわよくば、高収入の男捕まえて玉の輿、なんて考えていそう。
打ち合わせに少し時間がかかっちゃったわ。
田川さんを待たせたくなかったんだけどな。
でも、少し待たせたほうが、私の印象が強く残るかも。
応接室のドアをノックしてから開く。
あっという顔をして振り向いたのは坂下心愛。
もしかして、田川さんにアプローチでもしてたのかしら。
「すみません。お待たせしました」
とりあえず、田川さんに挨拶をした。
坂下さんは、「失礼しました」と小さな声で言って、そそくさと出て行ってしまった。
「おはようございます。今日も宜しくお願い致します」
ちんと立ち上がって挨拶をする田川さん。
「どうぞお座り下さい。
こちらこそ、遅れてしまい、申し訳ありませんでした」
「いいえ、お忙しいでしょうから、気になさらないで下さい。
待つのも営業の仕事です」
爽やかな笑顔。
この人って、なぜか嫌味なところがないのよね。人当たりが良いっていうか。
実は、密かに気になってる存在。
同年代だし、広告代理店にありがちな軽さもないし、謙虚で、それにレスポンスが凄く早いし。
しかも、今彼女がいないらしいし。
もしかしたら、坂下さんも田川さんを狙っているのかもしれない。
坂下さんは良く気がつくし、まあ派遣としては使えるほうだとは思うけど。
でも、抜け目ない感じがあって、油断できない。
あわよくば、高収入の男捕まえて玉の輿、なんて考えていそう。



