イケメン男子は地味子を溺愛したい

「わ、わあ…」

とてもでかい建物をみて驚愕した。
 
お、おっきいっ…。

ここは私立藤咲学園中等部。

ここら辺で1番頭のいい学園。

そして、超名門エリート校。

ここに通っている子はだいだいどこかの令嬢さんか、有名株式会社のこどもとかなんとか…!

わたしは斎藤 愛莉(さいとう あいり)どこにでもいそうな普通の子。

趣味は小説を書くこと。でもコンテストとかに応募しようかなとかそんなことは考えていない。

小説家になったって、売れるかどうかわからないんだから。

苦手なのは…

男の子。

あるときから、苦手になってしまった。

ふぅ…と息をついて門をくぐる。

普段のわたしはメガネにおさげにしている。   

この顔面がコンプレックスだから、メガネという地味な物に助けてもらって、逃げてきているんだ。

そろそろ自分とも向き合わなきゃ、とは思うけど。