翌日の学校で私は、戦っていた。
なにと戦っているかって?
「う~ん、眠い…」
睡魔と、戦っています。
昨日、なれなかったていうのもあるけど、なぜかすごく眠い。
ほおを、ぱちぱちとたたいたりして、頑張って起きている。
「起立、礼―」
「やっと終わったー」
授業がものすごく長かった気がする。
「眠そうだったね」
涼くんが笑いながら、こっちを向く。
「うん、もう寝ちゃいそうだった」
目をこすって大きく伸びをする。
「あっ、そうだ」
朝陽くんに聞きたかったけれど、朝陽くんはいつもいないから、涼くんなら知ってるかもしれない!
「ねぇ、涼くん。朝陽くんって陸上やってるの?」
流石にないよね、と思いつつ聞いてみる。
「そうだよ、テレビで話題になってたよね」
「えー! そうなの!」
驚きすぎて、ガタッと椅子から立った。
そのとき、みんなの視線が私に集中して顔が真っ赤になる。
「結衣、大丈夫?」
心配そうにこっちを見てくる涼くんの声も、耳に入らないくらいだった。
「それでは、授業を始める」
先生の声で涼くんは前を向いたけど、授業中ずっと気にかけてくれていたようで申し訳なかった。
放課後になり、いつもの教室へ向かうと、もう全員そろっていた。
「おっ、如月が来た」
「おまたせしました」
「今来たところだから」
今日は高嶺先輩もいるみたいで、起きている。
「結衣、みんなで話してたんだけどね。特別授業成立した記念としてパーティーしない?」
パーティー、その単語に私はパッと笑顔になった。
「楽しそうっ! 私は賛成だよ」
パーティーなんて楽しいに決まっている。
「でも、どこでやるの?」
準備するお金も必要だし、何より場所がないとできない。
「それはね…、朝陽くんのお家でやりまーす」
「はっ!?」
聞いていなかったのか、朝陽くんは驚いたような顔をしている。
「聞いてねーぞ」
「うん、だって言ってないもん」
やっぱり……
「でも、楽しそうだからいいぜ」
えっ、そんな勝手に決めてもいいの!
「急に押しかけるのは迷惑なんじゃないか?」
「それにみんな集まれるかわからないし。いけるんだったら行くけど…」
柊先輩と涼くんは常識があるようで安心。
「えー、柊くんと涼くんはケチだなぁ。結衣はいいよね?」
そんなに子犬みたいにかわいく言われたら、断りようがない。
「えっ、えっと…お母さんとかがいいって言ったら私も行こうかな…」
「ほんとに! 朝陽くん、今すぐ連絡して!」
「俺に命令するな! するけど……」
朝陽くんはスマホを取り出して、すぐさま電話をする。
「するんだ…」
「するんですね…」
柊先輩と涼くんは息が合うみたい。
でも、反対はしてないから賛成でいいのかな?
…そういえば、高嶺先輩はいいのかな?
そう思ってみると、目が合ってびっくりする。
「た、高嶺先輩は大丈夫ですか…?」
私の声にみんなは、思い出したように高嶺先輩のほうを見た。
「そういえば、お前もいたな」
「どうでもいいって顔してますね」
「玲くんはなんでもいいでしょ」
み、みんな冷たい…
だけど、本当にそうなのかまた寝てしまった。
すると、明るい元気な声が聞こえた。
「いいって! 明日は無理だけど、明後日の土曜日ならいいらしいからおいでって言ってた!」
明日って、金曜日のことだよね? 学校があるから、それは無理だよ…
でも、うれしそうな笑顔に、わたしまでうれしくなった。
「それじゃあ、明後日の日曜日に学校の前に待ち合わせとかどう?」
私の言葉にうなずいたのは、誰一人いなくてみんな固まっている。
「えっ、どうしたの…」
「おれは、朝陽の家まで車を出してもらう」
「おれも、同じ」
「ぼくは結衣を迎えに行こうかな!」
えっ、みんな朝陽くんの家わかるの!
「いや、俺が全員を迎えに行くよ。それで、お店に行ってから帰ろうぜ」
でも…
ただでさえ家にお邪魔させていただくのに、車まで出してもらうのはちょっと…
「それ、いいね」
凪咲くんが目を輝かせて飛び跳ねている。
「じゃあ、決まりだな。時間はどうする?」
どんどん、話が決まっていってしまう。
「本当にいいのかな…」
私が小さくつぶやくと、朝陽くんが説得するように話しかけてきた。
「大丈夫だよ。俺のお母さん優しいし、結構軽い感じだから」
「そうなんだ…」
まぁ、みんな行きたいって言っているし今回はお邪魔させていただこうかな。
でも、待ち合わせはしてみたかったな…
「結衣、月曜日学校行くとき待ち合わせする?」
涼くんって、人の心読めるの!
「ずるいぞ! 僕もいっしょに行く」
凪咲くんまで参戦してしまった。
「いっしょにはちょっと…」
涼くんはイケメンだし人気者だから、私が逆に目立っちゃう。
「結衣が困ってるぞ」
柊先輩が話を変えてくれて、助かった。
涼くんが誘ってくれたのはうれしいけど、一緒に投稿はさすがに…
「じゃあ、明後日の土曜日。俺が迎えに行くから待ってて」
「了解」
「楽しみー」
みんな心なしか喜んでいるように見えて、うれしい。
私もしっかり準備しないとっ。
なにと戦っているかって?
「う~ん、眠い…」
睡魔と、戦っています。
昨日、なれなかったていうのもあるけど、なぜかすごく眠い。
ほおを、ぱちぱちとたたいたりして、頑張って起きている。
「起立、礼―」
「やっと終わったー」
授業がものすごく長かった気がする。
「眠そうだったね」
涼くんが笑いながら、こっちを向く。
「うん、もう寝ちゃいそうだった」
目をこすって大きく伸びをする。
「あっ、そうだ」
朝陽くんに聞きたかったけれど、朝陽くんはいつもいないから、涼くんなら知ってるかもしれない!
「ねぇ、涼くん。朝陽くんって陸上やってるの?」
流石にないよね、と思いつつ聞いてみる。
「そうだよ、テレビで話題になってたよね」
「えー! そうなの!」
驚きすぎて、ガタッと椅子から立った。
そのとき、みんなの視線が私に集中して顔が真っ赤になる。
「結衣、大丈夫?」
心配そうにこっちを見てくる涼くんの声も、耳に入らないくらいだった。
「それでは、授業を始める」
先生の声で涼くんは前を向いたけど、授業中ずっと気にかけてくれていたようで申し訳なかった。
放課後になり、いつもの教室へ向かうと、もう全員そろっていた。
「おっ、如月が来た」
「おまたせしました」
「今来たところだから」
今日は高嶺先輩もいるみたいで、起きている。
「結衣、みんなで話してたんだけどね。特別授業成立した記念としてパーティーしない?」
パーティー、その単語に私はパッと笑顔になった。
「楽しそうっ! 私は賛成だよ」
パーティーなんて楽しいに決まっている。
「でも、どこでやるの?」
準備するお金も必要だし、何より場所がないとできない。
「それはね…、朝陽くんのお家でやりまーす」
「はっ!?」
聞いていなかったのか、朝陽くんは驚いたような顔をしている。
「聞いてねーぞ」
「うん、だって言ってないもん」
やっぱり……
「でも、楽しそうだからいいぜ」
えっ、そんな勝手に決めてもいいの!
「急に押しかけるのは迷惑なんじゃないか?」
「それにみんな集まれるかわからないし。いけるんだったら行くけど…」
柊先輩と涼くんは常識があるようで安心。
「えー、柊くんと涼くんはケチだなぁ。結衣はいいよね?」
そんなに子犬みたいにかわいく言われたら、断りようがない。
「えっ、えっと…お母さんとかがいいって言ったら私も行こうかな…」
「ほんとに! 朝陽くん、今すぐ連絡して!」
「俺に命令するな! するけど……」
朝陽くんはスマホを取り出して、すぐさま電話をする。
「するんだ…」
「するんですね…」
柊先輩と涼くんは息が合うみたい。
でも、反対はしてないから賛成でいいのかな?
…そういえば、高嶺先輩はいいのかな?
そう思ってみると、目が合ってびっくりする。
「た、高嶺先輩は大丈夫ですか…?」
私の声にみんなは、思い出したように高嶺先輩のほうを見た。
「そういえば、お前もいたな」
「どうでもいいって顔してますね」
「玲くんはなんでもいいでしょ」
み、みんな冷たい…
だけど、本当にそうなのかまた寝てしまった。
すると、明るい元気な声が聞こえた。
「いいって! 明日は無理だけど、明後日の土曜日ならいいらしいからおいでって言ってた!」
明日って、金曜日のことだよね? 学校があるから、それは無理だよ…
でも、うれしそうな笑顔に、わたしまでうれしくなった。
「それじゃあ、明後日の日曜日に学校の前に待ち合わせとかどう?」
私の言葉にうなずいたのは、誰一人いなくてみんな固まっている。
「えっ、どうしたの…」
「おれは、朝陽の家まで車を出してもらう」
「おれも、同じ」
「ぼくは結衣を迎えに行こうかな!」
えっ、みんな朝陽くんの家わかるの!
「いや、俺が全員を迎えに行くよ。それで、お店に行ってから帰ろうぜ」
でも…
ただでさえ家にお邪魔させていただくのに、車まで出してもらうのはちょっと…
「それ、いいね」
凪咲くんが目を輝かせて飛び跳ねている。
「じゃあ、決まりだな。時間はどうする?」
どんどん、話が決まっていってしまう。
「本当にいいのかな…」
私が小さくつぶやくと、朝陽くんが説得するように話しかけてきた。
「大丈夫だよ。俺のお母さん優しいし、結構軽い感じだから」
「そうなんだ…」
まぁ、みんな行きたいって言っているし今回はお邪魔させていただこうかな。
でも、待ち合わせはしてみたかったな…
「結衣、月曜日学校行くとき待ち合わせする?」
涼くんって、人の心読めるの!
「ずるいぞ! 僕もいっしょに行く」
凪咲くんまで参戦してしまった。
「いっしょにはちょっと…」
涼くんはイケメンだし人気者だから、私が逆に目立っちゃう。
「結衣が困ってるぞ」
柊先輩が話を変えてくれて、助かった。
涼くんが誘ってくれたのはうれしいけど、一緒に投稿はさすがに…
「じゃあ、明後日の土曜日。俺が迎えに行くから待ってて」
「了解」
「楽しみー」
みんな心なしか喜んでいるように見えて、うれしい。
私もしっかり準備しないとっ。

