「やっぱりダメだ。余計に気になってきた……」
蓮が俺の女宣言をしたのは、私・天宮詩乃じゃない。
あの小説の本当の主人公・十六夜美月なんだ。
このまま蓮に美月さんだと誤解されたまま、彼女扱いされ続けられるのはモヤモヤする。
それに、私には結城くんという、現実世界に好きな人がいるんだ。
片想いとはいえ、この状況だと結城くんに対して、なんとなく後ろめたい気持ちを感じるんだよね……。
(とにかく、蓮に説明して、この話をなかったことにしてもらおう)
蓮に会うには、またあの暴走族小説を読んで眠りにつかなければいけない。
次から小説を読む時は、夜寝る前って決めていたけど……今回は緊急事態だ。
急ごう! 早く蓮に伝えるだけ伝えて、スッキリしよう!
私は意を決して、ベッドの上に転がっているガラケーを手に取った。
私の寝相のせいなのか、ガラケーはいつの間にか閉じていたみたい。
それをすっかり慣れた手つきで、パカッと開いたちょうどそのとき。
蓮が俺の女宣言をしたのは、私・天宮詩乃じゃない。
あの小説の本当の主人公・十六夜美月なんだ。
このまま蓮に美月さんだと誤解されたまま、彼女扱いされ続けられるのはモヤモヤする。
それに、私には結城くんという、現実世界に好きな人がいるんだ。
片想いとはいえ、この状況だと結城くんに対して、なんとなく後ろめたい気持ちを感じるんだよね……。
(とにかく、蓮に説明して、この話をなかったことにしてもらおう)
蓮に会うには、またあの暴走族小説を読んで眠りにつかなければいけない。
次から小説を読む時は、夜寝る前って決めていたけど……今回は緊急事態だ。
急ごう! 早く蓮に伝えるだけ伝えて、スッキリしよう!
私は意を決して、ベッドの上に転がっているガラケーを手に取った。
私の寝相のせいなのか、ガラケーはいつの間にか閉じていたみたい。
それをすっかり慣れた手つきで、パカッと開いたちょうどそのとき。



