「私の方こそ、取り乱しちゃってごめんね。小説を書いていたことは、誰にも話したことがなかったから、びっくりしちゃった」
えっ? 誰にも話したことがなかった?
「でも、小説は送信済みフォルダのメールに書かれていましたよ。誰かに送ってたんじゃなかったんですか?」
「ああ……私ね、メールで小説を更新していたんだよ」
「メールで⁉」
舞さんは「うん」とうなずくと、昔を懐かしむようにガラケーを見つめた。
「私が当時利用していた小説サイトには、メールで小説を投稿したり、更新できる機能があったんだ。サイト上の編集画面で書いてると、たまにログインが切れちゃうから、私はいつもメールで送るようにしていたの」
「じゃあ、叔母さんの小説は、そのサイトにもあるってこと?」
結城くんが目を輝かせて身を乗り出した。
「残念だけど、もうないよ。10年くらい前に、アカウントごと消えちゃったから」
えっ? 誰にも話したことがなかった?
「でも、小説は送信済みフォルダのメールに書かれていましたよ。誰かに送ってたんじゃなかったんですか?」
「ああ……私ね、メールで小説を更新していたんだよ」
「メールで⁉」
舞さんは「うん」とうなずくと、昔を懐かしむようにガラケーを見つめた。
「私が当時利用していた小説サイトには、メールで小説を投稿したり、更新できる機能があったんだ。サイト上の編集画面で書いてると、たまにログインが切れちゃうから、私はいつもメールで送るようにしていたの」
「じゃあ、叔母さんの小説は、そのサイトにもあるってこと?」
結城くんが目を輝かせて身を乗り出した。
「残念だけど、もうないよ。10年くらい前に、アカウントごと消えちゃったから」



