ただいまヒロイン代理中!

「天宮さん、おはよう! 他の先生たちは誰もいないから、椅子に座っていいよ」

「あ、ありがとうございます……!」

 私は背筋をピシッと伸ばしたまま椅子に浅く腰かけた。

 心臓が早鐘のように鳴っているのが自分でもわかる。

 顔の筋肉なんて、緊張でピクリとも動かない。

 ……我ながら、わかりやすすぎるほど強張ってるな。

 そんなことを思いながら、蒔田先生をまっすぐに見つめた。