イツキは、小学4年生。
今年から塾に通いはじめたばかりだ。
親が「少しは勉強しないと、将来困るから」と言い出して、家からかなり遠い塾に通わされている。
たしかに先生の教え方は上手で成績も上がったし、悪くない塾だとは思う。
だけど、イツキにはどうしてもたえられない問題があった。
それが、この帰り道だ。
一緒に帰っているケイゴくんは、別の小学校の児童だ。
塾からまっすぐ家に帰らず、わざわざ遠回りをしてイツキと一緒に帰ろうとする。
それは別にいいんだけれど、その理由が問題だった。
彼はオカルトが大好きで、毎週どこからか新しいこわい話を仕入れてきては、イツキに聞かせてくるのだ。
本当にやめてほしい。イツキは、そういう話が大の苦手なんだから。
こわいテレビ番組や動画は絶対に見ないし、まちがって見てしまった夜は、お風呂やトイレに行くのもビクビクしてしまう。
そんなこわがりのイツキにとって、夜の帰り道はそれだけでも恐怖だ。
今年から塾に通いはじめたばかりだ。
親が「少しは勉強しないと、将来困るから」と言い出して、家からかなり遠い塾に通わされている。
たしかに先生の教え方は上手で成績も上がったし、悪くない塾だとは思う。
だけど、イツキにはどうしてもたえられない問題があった。
それが、この帰り道だ。
一緒に帰っているケイゴくんは、別の小学校の児童だ。
塾からまっすぐ家に帰らず、わざわざ遠回りをしてイツキと一緒に帰ろうとする。
それは別にいいんだけれど、その理由が問題だった。
彼はオカルトが大好きで、毎週どこからか新しいこわい話を仕入れてきては、イツキに聞かせてくるのだ。
本当にやめてほしい。イツキは、そういう話が大の苦手なんだから。
こわいテレビ番組や動画は絶対に見ないし、まちがって見てしまった夜は、お風呂やトイレに行くのもビクビクしてしまう。
そんなこわがりのイツキにとって、夜の帰り道はそれだけでも恐怖だ。


