このクズを誰にも渡したくない

清水の・・・・・・ひいの記憶が戻ってたから。

「英翔、教室行こ。理と渚に言いに行きたい」

何が、とは言わないけれど、清水の言いたいことはわかる。

俺は清水を連れて教室に戻った。

*  *  *

ガララ

「あ、染樹〜どうし・・・・・・」

教室に戻ると、陸がそこまで言ってぽかんとする。

「え、っと・・・・・・もど、ったっていうか・・・・・・戻りすぎた?」

「え・・・・・・どういうこと・・・・・・?」

佐々木も意味がわからずに清水を見て驚いている。

「あ・・・・・・ま、さか・・・・・・」

そう言いながら目を見開く。

「「あ、そうか/そっか」」

俺と清水はあることに気付いて声を出す。

「「「小学校同じ(!)」」」

「ほえ〜」

俺等が声を揃えて言うと陸が間抜けな声を出す。

「いやごめん、ホントにこれだけじゃ理解できないからちゃんと説明してくれない?」

陸がそう聞くと清水が口を開く。

「えっと、第一に私は小学校の記憶が消えてた。だから英翔も理の記憶も。理由は、まぁ嫌過ぎる記憶だからかなって。で中学の時は陸と平能と一緒。で高校は全員と一緒てこと」