このクズを誰にも渡したくない

私が生返事をしたからか、理は不思議そうに私を見る。

ガラガラガラ

すると教室の扉が開き、奏斗と後ろからわりかし高身長の男の子が入ってくる。

ズキッ

その男の子を見た途端、強烈な頭痛に襲われる。

「いっ・・・・・・!!」

私がそんな声を出した途端、私は意識を手放す。

*  *  *

清水飛彩。

高校2年生。

誕生日は秋。

得意科目は国語。

苦手科目は数学、特に幾何。

親友は佐々木理。

好きな人は$"&#0$('&#。

「っ・・・・・・!!」

思考がそこまで行った所で私はガバッと目を覚ます。

ベッドに倒していた体を反射的に持ち上げる。

辺りを見回すと、保健室で―――先生がいないのか、電気が消えていたけれどカーテンはしまっていた。