学校を出るのが遅かったせいでしばらく歩くと、辺りはだんだんと薄暗くなっていった。
「暗くなっちゃった……、流石に暗くなると後ろの気配と視線が怖いんだよな」
私は溜息をつきながら、薄暗い道を帰る。
そして今日も気がつけば視線と気配が私の後ろから感じる。
怖くて急ぎ足になりながら歩いていると……
前からチャラチャラとした二人組の男の人が近づいてくる。
うー……嫌な予感がする。
その二人組が、私を見ているような気がして私はとっさに俯き、通り過ぎようとした時……
──パシっ
その二人組のうちの一人が私の手首を掴んだ。
私の悪い予感どんぴしゃ。
「……な、なんですかっ?」
「え〜怯えちゃってる?君めちゃめちゃ可愛いね」
怯える私に、男たちはニヤニヤと私を物色するような目で見てくる。
どうしよう……手、振りほどけないし……
ニヤニヤしてて気持ち悪い……嫌な感じ
「あの……手、はなしてほしいんですけどっ」
「俺たちと遊びに行かない?おいでよ」
私の言葉を無視する男に、私の手はグイグイと引っ張られる。



