君だけが俺の居場所だった


「神城くん!」

翡翠が気付く。

ぱっと笑顔になる。

そして当たり前みたいに駆け寄ってきた。

「今帰り?」

「そうだけど」

「私も!」

だから何なんだ。

そう思う。

思うのに。

少しだけ安心した。

「生徒会終わったの?」

「ああ」

「お疲れ様」

翡翠が笑う。

その笑顔を見て。

美都はまた調子が狂う。