君だけが俺の居場所だった


放課後。

美都は生徒会室にいた。

書類の確認。

来月の行事の準備。

いつも通りの仕事だった。

「神城先輩」

後輩が声を掛けてくる。

「何」

「最近機嫌良いですよね」

美都は手を止めた。

「は?」

意味が分からない。

「前より話しやすいです」

「気のせいだ」

「そうですかね?」

後輩は笑っていた。

美都は納得できなかった。