君だけが俺の居場所だった


「おはよー」

翡翠だった。

友達と話しながら入ってくる。

元気そうだった。

その姿を見た瞬間。

なぜか少しだけ肩の力が抜ける。

そして。

また気付く。

安心してどうする。

意味が分からない。

美都は視線を逸らした。

その時だった。

翡翠がこちらを見る。

目が合う。

「あっ」

小さく笑った。

そして手を振る。

美都は固まる。