君だけが俺の居場所だった


「緋色が熱出した時もそうしてるし」

翡翠は続ける。

「起きた時に一人だと不安になるから」

「子供だろ」

「神城くんも病人だから一緒」

「一緒じゃない」

即答だった。

翡翠は吹き出す。

「そういうところ元気だね」

「うるさい」

美都は顔を逸らした。

なんだか調子が狂う。