君だけが俺の居場所だった


薬を飲んだせいか。

身体が重い。

眠気も強くなってきた。

美都はソファにもたれかかる。

翡翠はそんな様子を見ていた。

「寝たら?」

「寝ない」

即答だった。

「なんで」

「別に」

「眠そうなのに」

「眠くない」

その瞬間。

小さな欠伸が出た。

翡翠は吹き出す。

美都は顔をしかめた。