君だけが俺の居場所だった


しばらくして。

いい匂いがした。

翡翠がお粥を持ってくる。

「はい」

テーブルに置く。

美都は黙って見ていた。

湯気が立っている。

温かそうだった。

「食べて」

「……」

「食べて」

「子供じゃない」

「じゃあ自分で食べて」

そう言われると反論できない。

美都はスプーンを手に取った。

一口食べる。

思ったより美味しかった。