君だけが俺の居場所だった


翡翠は立ち上がる。

「何する気だ」

「お粥作る」

「いらない」

「作る」

「帰れ」

「作る」

「人の話聞け」

「聞いてるよ」

聞いた上で無視していた。

翡翠はキッチンへ向かう。

美都は止めようとした。

でも立ち上がった瞬間。

ふらつく。

結局またソファへ戻るしかなかった。

「最悪……」

ぼそりと呟く。