君だけが俺の居場所だった


「ひすい」

「うん」

「まだいるか」

「いるよ」

「……そうか」

数秒後。

「ひすい」

「うん」

「まだいるか」

翡翠は吹き出した。

「いるってば」

まるで子供だった。

でも。

笑わなかった。

今夜だけは。

甘えさせてあげたかった。