君だけが俺の居場所だった


やがて見慣れた家が見えた。

胸がうるさい。

帰ればよかった。

今からでも遅くない。

そう思う。

でも。

インターホンの前まで来てしまった。

指が止まる。

押すか。

帰るか。

数秒迷う。

そして。

ピンポーン。

鳴らしてしまった。