君だけが俺の居場所だった


放課後。

教室を出る。

帰る時間。

いつもなら。

翡翠と帰る時間。

でも。

今日は違う。

昇降口まで来た時だった。

足が止まる。

帰りたくない。

そんな感情が浮かぶ。

自分の家へ帰るだけなのに。

なぜか。

足が動かなかった。