二日目。 朝。 目を覚ます。 無意識にスマホを見る。 通知はない。 当然だった。 まだ朝の六時。 そんな時間に連絡が来るはずがない。 それなのに。 少しだけ残念に思った自分に。 美都はため息を吐いた。 重症だった。 学校へ向かう。 教室へ入る。 視線が動く。 窓際の席。 空席。 昨日と同じ。 分かっていた。 緋色はまだ熱がある。 翡翠も休む。 分かっている。 でも。 その席を見る度に。 胸の奥が少しだけ空っぽになる。