君だけが俺の居場所だった


翌朝。

教室へ入る。

いつもなら。

もういる時間だった。

窓際の席。

そこを見る。

誰もいない。

「……」

分かっていた。

緋色が39度。

翡翠が休むことも。

ちゃんと分かっていた。

それでも。

無意識に探してしまった。