君だけが俺の居場所だった


母親と会ってから数日が経った。

表面上は元に戻っていた。

学校へ行く。

昼休みに翡翠と話す。

緋色と騒ぐ。

笑うことも増えた。

でも。

完全には戻っていなかった。

ふとした瞬間。

思い出す。

あの日の背中を。