君だけが俺の居場所だった


翡翠はびくっと肩を震わせる。

心臓が跳ねる。

さっきまで普通だったのに。

今は違う。

好き。

その言葉を聞いたあとだから。

顔を見るだけで落ち着かない。

「なんでもない!」

思わず叫ぶ。

今度は美都が固まる。

「……そうか」

怪訝そうな顔。

完全に不審者を見る目だった。