君だけが俺の居場所だった


その時だった。

「……何騒いでる」

美都が目を覚ます。

掠れた声。

いつもの不機嫌そうな顔。

でも。

その姿を見た瞬間。

翡翠の胸がまた少しだけ跳ねた。

理由は分からない。

でも。

一つだけ分かった。

神城美都は。

自分にとって。

もうただの友達じゃなかった。