翌朝。 先に目を覚ましたのは翡翠だった。 ぼんやりと天井を見る。 まだ眠い。 昨日はいろいろありすぎた。 母親のこと。 雨の中のこと。 神城くんの涙。 全部。 頭に残っている。 「……」 小さく息を吐く。 そして。 何気なく隣を見る。