君だけが俺の居場所だった


近くの公園。

雨を避けられる東屋。

翡翠は美都をそこまで連れてきた。

二人とも濡れていた。

でも。

そんなことどうでもよかった。

美都はベンチに座る。

俯いたまま。

震えが止まらない。

翡翠は隣に座った。

何も急かさない。

何も聞かない。

ただ。

隣にいた。