それでも。 まだどこかで期待していた。 今からでも。 会いたかったって。 心配してたって。 そう言ってくれるんじゃないか。 そんな期待が。 ほんの少しだけ残っていた。 だから。 美都は顔を上げた。 母親を見る。 でも。 次の瞬間。 その期待は壊れた。