君だけが俺の居場所だった


「ごめんね」

謝る声。

でも。

そこに温かさはなかった。

ただ。

終わらせたいみたいだった。

「私も今の生活があるの」

その言葉が胸に刺さる。

今の生活。

つまり。

自分のいない生活。

自分が必要ない生活。

「……」

何も言えない。

言葉が出ない。

胸だけが痛い。