君だけが俺の居場所だった


「何話してたの?」

翡翠が買い物袋を置きながら聞く。

「内緒ー!」

緋色が即答する。

嫌な予感しかしなかった。

美都は視線を逸らす。

翡翠は首を傾げる。

「気になるんだけど」

「教えなーい」

緋色は楽しそうだった。

絶対にろくなことを言っていない。

美都は確信していた。