君だけが俺の居場所だった


交差点で。

翡翠が振り返る。

「神城くん?」

夕日に照らされた笑顔。

その瞬間。

胸が強く痛んだ。

苦しいくらいに。

そして。

ようやく気付き始める。

これは。

依存だけじゃない。

執着だけでもない。

もっと別の感情だ。

まだ認めたくない。

でも。

もう逃げられないところまで来ていた。